騙りに優しいブログ

人狼ゲーム(12A猫配役)や将棋で思ったことを書くだけのブログ。更新頻度はかなり適当。

2023/04/05 将棋ウォーズ

2023年4月5日の棋譜見返しです。

名人戦がいよいよ始まりましたね。

個人的に注目しているポイントは2日制の午後のおやつに飲み物しか頼まない藤井先生が、名人戦の夕食休憩に何を頼むかです。*1(棋譜を見ろ)

 

第1戦

手番:先手

戦型:陽動振り飛車

結果:勝ち

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序盤

相手との対局開始前に原始棒銀が得意戦法と教えられたので矢倉に組んでガッチリと組み合うことにしたら12手目に△2二飛と回られてこれ陽動振り飛車だー!って焦りました。棋譜を見返してみても5段目までに伸びてきた歩を無視して左美濃に組むわけにはいかないので、陽動振り飛車厄介な戦法だなーと実感しました。

 

指し手で反省しなくてはならないのは29手目▲3六歩。先日向かい飛車の勉強をした際に、

  1. 左美濃かelmo囲いに組む
  2. 組んだら▲3七桂と上がって2筋を補強
  3. ▲4六歩と突いて相手の角道が逸れたら4五歩と仕掛ける
  4. 1~3が出来ていれば向かい飛車相手に作戦負けはしない

と覚えたまではいいものの、桂馬の活用ばかりに目が一手△4五銀と出られた時に歩を掠め取られることが頭から抜け落ちてしまいました。本譜では▲3八飛と飛車を寄って銀成を甘んじて受け入れる代わりに、飛車の捌きを狙うことにしました。

 

中盤以降~

結果5段目で浮いていたのが功を奏したのか、44手目の△9五歩の相手からの端攻めを逆用して飛車を捌くことに成功しました。

 

その後は陣形差を生かして角得と飛車交換に成功し、相手陣に飛車を打ち込めるようにして勝ちました。陽動振り飛車の強さと、駒組の迂闊さを反省する経験をすることができました。

 

 

 

 

 

その後、

Kytes「陽動振り飛車って強そうなのに何で流行らないんだろ?」スマホポチポチ

ブログ記事「陽動振り飛車は矢倉穴熊にすれば大体勝てる」

Kytes「そっかー・・・そうだよなぁ・・・」('・ω・)

 

 

 

 

 

第2戦

手番:後手

戦型:四間飛車vsミレニアム

結果:勝ち

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序盤

ノーマル四間飛車vs対振り持久戦という親の顔より見た光景。親の顔をもっと見ろ

7手目の▲6二玉を見て藤井システムは来ないと判断し、△5三銀と持久戦に備えることにしました。相手が玉頭銀を匂わせてきたのですぐに右銀を4四地点に設置して相手の角道を牽制。それを見た相手はすぐに仕掛けるのは無理筋と判断したのか▲4六歩、▲3七桂と力を溜めて対応。玉を角筋に入れるのが嫌&最前線の銀が危ないと判断したのでミレニアムに組むことにしました。(ちなみにミレニアムをまともに組むのはこれが初めてだったりします)初めてミレニアムを組んだ感想は角道が玉に直射しないメリットの大きさを実感した一方で、3四地点の桂頭が弱いのが気になりました。

 

中盤以降

その後は銀交換からお互いの飛車角の捌き合いになったものの、こちらの△8三角が相手の竜を狙いつつ、次の手番に△4七銀から▲同銀左、△同角成、▲同銀、△4九竜と美濃囲いを崩す狙いを秘めた良い自陣角。本譜では角切りから自陣で威張っていた竜を素抜いてこちらの飛車金銀と相手の角桂の交換&自陣の安定度から明快に有利になりました。最後は2枚竜で美濃囲いを食い荒らしにいって勝利しました。

 

今回の棋譜は特に大きなミスもせず(Kytes基準)きちんと勝ち切ることができました。今後もこういう棋譜を積み重ねたいと思いました。

 

 

 

 

 

第3戦

手番:先手

戦型:四間飛車vselmo囲い

結果:勝ち

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斜め棒銀ってどーやるんだっけ?

 

定跡の勉強不足を露呈する中盤戦になってしまった・・・

 

序盤

前の試合と同じく親の顔より見た四間飛車vs対振り持久戦・・・と想定していましたが、事前に△4三銀と上がられて玉頭銀を見せられて少し困りました。△4三銀の前にこちらが指した手は▲7八玉でしたが、持久戦にするなら△4二銀と上がった時点で▲5六歩と上がって左銀を上がる準備をするべきでした。何気ない序盤の駒組で苦しんだと同時に駒組の意図を勉強する良い機会になりました。結局、本譜では▲6八銀と上がって急戦含みで玉頭銀を牽制しつつ、▲7九金とelmo囲いに組むことに路線変更しました。

 

中盤

本譜では▲4五銀と斜め棒銀の要領で仕掛けていきましたが、▲3五歩と突いた後にどう指せばよいのか分からず本譜では▲3八飛と回ってしまいましたがこれがミスです。

ちなみに正解は、▲2四歩か▲3四歩です。

 

美濃囲い&四間飛車4三銀型で斜め棒銀を成功させるには、

▲2四歩の突き捨てを入れてから、▲3四歩、△同銀、▲3八飛と力を溜めるのが正解。

以下、△4五歩、▲3三角成、△同飛(△同桂は▲3四飛)、▲2二角、△4六歩、▲3三角成、△同桂、▲3四飛とお互いの駒が捌き合いになった時、後手から△4三金と先手の飛車成りを防ぐのだけどそこで2筋の歩を突き捨てておけば飛車が▲2四飛と回って飛車の成りこみが防げず先手十分とのことです。

まあ、今回はお相手は高美濃囲いだったので▲3四歩からでも大丈夫だったわけですが(高美濃囲いだと△4三金が指せない)

 

話は戻って本譜では▲3八飛と回ったタイミングで△2二角と当然のように角を引かれてしまいお互いの飛車銀が硬直状態になってしまいました。

結局しびれを切らした相手から△3五歩と局面を動かされました。その後はこちらが角銀、相手が飛車桂の交換となって駒割りはほぼ互角。しかし、攻めの拠点の成銀を4三地点に作ることができて、こちらがやや有利かなという展開になりました。

 

終盤

その後、相手から上下に猛攻を受けますが何とかいなしていって相手の攻めを切れ模様にしますが、序中盤の長考が祟ってこちらの時間が切れそうに。時間に追われながら防戦の過程で貰った飛車を下段に下ろして、角を4四にセッティングして相手陣を何とか破壊して受け無しにしたものの、こちらは10秒もないって状況に。相手に王手ラッシュを食らって切れ負けかなー、なんてぼやいていたらお相手が投了。こちらの勝利となりました。

 

切れ負けに追い込んでもよいのに投了を選択して相手様潔いなと思いました。

自分?王手ラッシュで時間勝ち狙いますよ。

 

本日の結果は3勝でした。対局に反省点は結構ありましたが、久しぶりにここまで勝つことができたので嬉しかったです。今後も頑張っていこうと思います。

*1:結局おにぎり2つでしたね。

2023/04/04 将棋ウォーズ

2023年4月4日の棋譜見返しです。

まず最初にコメントありがとうございます!

棋力についてもブログ記事の内容についても腕を上げるように頑張ります。

 

第1戦

手番:後手

戦型:早石田

結果:負け

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石田流は嫌だ石田流は嫌だ(定跡まだ勉強していないので)と内心祈るも相手の指し手は無慈悲な▲7五歩。仕方ないのでその場のアドリブで何とかする対石田流が始まりました(笑)。

角交換からの乱戦が嫌だったので角道は閉じたまま銀を角に繰り出すことで対応。相手は15手目に▲6四飛と飛車をぶった切って飛車銀交換へ。こちらは手順で竜も作れて飛車得しましたが相手の21手目▲6八金からの自陣歩がお見事でこちらの竜が追い出された上にこちらの飛車角の働きが鈍くなって攻め手に困りました。

後明解に失敗してしまったのは42手目の△7二歩。垂れ歩を牽制した手ですがその後▲7五銀と引かれてしまい歩の手筋が使えなくなって完全に膠着状態になってしまいました。

その後、竜馬交換から攻め合いに。しかし、序盤の長考が祟ってしまい時間切れ負けで終わりました。

終局時点では自玉に詰みは無さそうで、こちらが上手く捕まえられるかといった印象でしたが検討してみた結果どうやら+700点程有利だったようです。

今後石田流を相手にすることも多いので分からん殺しをされないように勉強しようとこころに誓うKytesなのでした。

 

 

 

 

 

第2戦

手番:後手

戦型:一手損角換わり

結果:勝ち

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横歩取りの出だしだったので、2三飛戦法でもやってみようかなと思っていたら相手から▲3八銀と上がられて計画が破綻致しました。相手から棒銀を食らうとまずいと判断してこちらから角交換。一手損角換わりとなりました。(ここで△8六歩と横歩取りを仕掛けても面白い気はします)

 

相手が▲2七銀と棒銀を狙ってきてたのでこちらは△7二銀と早繰り銀の準備へ。一手損の棒銀で速攻を狙ってくると思ったら▲3六銀とまさかのUFO銀相掛かりではたまに見る形ですが角換わりではどうなんだろうかと尻目に早繰り銀を敢行。銀が捌けてこちらの作戦が成功しました。ちなみに相手のUFO銀は、歩越し銀というのもあってこちらから見ると邪魔ではあるけれど相手からみても使いどころに困る、といった印象を受けました。

 

その後は角打ちを経由して陣形を整えつつ隙を作らないように待ち構え、52手目の△4四角で勝負ありといった感じになりました。

 

 

 

 

 

第3戦

手番:後手

戦型:向かい飛車

結果:勝ち

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投了図だけ見ると圧勝に見えますが反省点だらけの対局です(^^;

 

初手から▲2六歩、△3四歩、▲2五歩といきなり角上がりを強要される出だしに。角上がりをした場合、こちらが取れる選択肢は振り飛車雁木の2択となって、雁木だと▲2五歩を生かされそうだし、お相手対振り持久戦(つまり穴熊)が得意そうに見えたので、穴熊組まれずにかつ▲2五歩を咎められそうな向かい飛車ていっか!と安直な発想から向かい飛車にしました。

途中で相手は船囲いからミレニアムに組み替えてきたので4六地点の利きが無くなったタイミングで一気に飛車交換・・・とはいかず当然相手は▲2五歩と拒否られました。

このままだとミレニアムが完成してしまうので42手目の△1五歩から無理矢理端を攻めていきました。ちなみにこの攻めは正しく受けられると攻めが失敗しますが、何とか受け間違えますように!とお祈りしたら上手く攻めが繋がって桂を取りつつ馬を作ることに成功しました。

 

が、ここからがひどかった・・・

お祈り端攻めから酷いって?うん、そうですね(^^;

 

まず、55手目▲4六角に対して△8四桂が大問題。これ次に▲2六香と打たれると飛車が捕縛されてしまいます。これに気づいたのは△8四桂を打ってすぐのことでした。しかし、相手が▲7八金と私の大落手を見落としてくれたこともあり九死に一生を得ました。更に酷いのは65手目▲2一馬に△5七馬。その後を見ればわかりますが7六の桂馬に利いていることを完全に見落としてしまい▲7六馬と桂馬とただでプレゼントしてしまいました。

仕方がないので68手目からは△7五香とこの香車を軸に弱点の桂頭を狙っていく作戦に変更。△7六銀、△5六角と力を蓄えて△7八角成から一気にミレニアムの破壊に成功しました。

勝ちこそしたものの、美濃囲いの硬さに助けられた感があり反省点の多い一局になってしまいました。

 

 

今日の結果は2勝1敗。手拍子で指して悪くする癖が抜けてないのでもう少しきちんと考えて指せるようにしたいものですね。

 

 

 

 

 

 

2023/04/03 将棋ウォーズ

2023年4月3日の棋譜見返しです。

ちなみにKytesが視聴していて一番胸が熱くなった対局は2018年2月1日の第76期A級順位戦豊島将之八段vs三浦弘行九段戦です。

ニコニコにアーカイブが残っているので見ていない人は是非視聴してみてはいかがでしょうか。

 

第1戦

手番:先手

戦型:一手損角換わり

結果:負け

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横歩取りを相手が嫌って一手損角換わりへ。

相手からの△6二銀を見てからきちんと腰掛銀に移行できたのは成長できたポイントだと思います。こちらから見て相手は早繰り銀か腰掛銀しかないので、(棒銀は飛車のコビンが開くので6二銀型で決行するのはリスキー)両方に互角以上に戦える腰掛銀に移行。

途中、某将棋動画で頻発する△7四歩には▲6八玉とセットで駒組して▲4五銀とぶつけて遂に開戦。相手が△同銀と取ってくれたので、▲同桂、△4二銀、▲2四歩と流れるように攻めが続きました。6二金8一飛型には▲6三銀と銀を放り込む攻めが上手く決まってかなり作戦勝ちしました。

しかし、ここから相手が△6七桂と桂馬をぶち込んで無理やりこじ開けてから歩の叩きで金を吊り上げられて△6七角と玉の目の前に角を放り込まれることに。

この時点では△4九角という筋しか見えてなくて慌てて▲2二歩と攻めましたがこれがファンタ。すかさず相手から△4九竜と切られて受け無しになりました。

解析してみたら4000点から急転直下の投了でした。ちなみに投了ボタン押した後マジで落ち込みました。

 

 

 

 

 

第2戦

手番:先手

戦型:矢倉

結果:勝ち

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△8三銀と相手から棒銀を見せられたことで恐怖の右四間飛車が無くなったので矢倉に組んで戦うことに。ちょっと直すべき点なのは△8四銀と出たタイミングで▲5六歩と角道をきちんと開けるべきでした。この手は△7四歩と突く手を牽制しているので、相手から袖飛車に組まれると面倒になってました。本譜では相手が△7三桂と桂馬で取ってくれたことに加えて△4四歩の角いじめを上手く躱せたこともあって馬を作って敵陣を上手く食い荒らすことができました。もっとスマートな勝ち方はあったかもしれませんが、連敗街道まっしぐら状態だったので許してください。

 

 

 

 

 

第3戦

手番:後手

戦型:先手三間飛車

結果:負け

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ふんどしの桂!きっとあっちではそんなこと言われているんだろうな~とか内心ボヤキつついろいろやっちまった棋譜紹介。

 

相手が▲6七銀と上がってこれ向かい飛車するのかなって△7四歩と突いたら▲7八飛と三間飛車宣言されて泣きたくなりました。そもそも対抗系の戦い方が

①ノーマル四間&三間は付け焼刃の穴熊に組んでなんとかする。

ゴキゲン中飛車には付け焼刃の超急戦で何とかする。

③石田流には気合でなんとかする(定跡覚えきれてない)

④角交換振り飛車には気合で何とかする(定跡覚えきれてない)

⑤向かい飛車には気合で何とかする(定跡覚えきれてない)

という有様なので何とかしなきゃダメですね(笑)。

 

序盤は互角に進んだかなって思ったものの、42手目△6五歩▲同銀の部分では△7七角成ではなく、△同桂と桂馬を捌くのが正解でした。当時は▲5五角とワイドに角を使われることを懸念していたのですが、実際は歩が守りに利いていたので無駄になってしまいました。この後手順に銀を捌かれてしまい竜とと金が敵陣に侵入と攻撃スピードで明らかに劣勢に陥ってしまいました。

何とかあがこうと△3五桂から金をはがしにいきましたが、△5七金の際に桂馬の両取りを見落としてゲームセット。

 

 

今日の結果は1勝2敗。ブログ記事書く暇あったら定跡勉強するべきなんじゃないかと頭によぎったりもしますが今後も頑張ります。

 

 

 

 

 

角交換四間飛車のススメ

単発記事です。初心者向けの内容です。

 

ブログ更新が三日坊主になりそうなKytesです。

将棋に興味は持ったはいいけど、どんな感じに指せばいいのかわからないなんて人結構いるんじゃないかなって思います。

そんな人に対して角交換四間飛車が一番おすすめかなと思います。

大体こんな感じです。

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メリット

①覚えることが少なくて済む。

一番のメリットがこれです。

将棋ってとても複雑なゲームで先手番でしか使えない戦法、後手番でしか使えない戦法というものがいっぱいあります。その中で角交換四間飛車は先手番でも後手番でも使うことができます。対局序盤である程度定跡に沿って指すことができるのは指していて安心できると思います。

 

また、相手が角交換四間飛車を恐れて角交換をしたがらない場合もあります。その場合は相手が居飛車の時はノーマル四間飛車、相手が飛車を振ってきた場合は相振り飛車にしましょう。

 

角交換四間飛車やるために3つも覚える戦法あるじゃんとか思うかもしれません。が、他の戦法だと派生ルート含めて最低でも3つ以上の戦い方を覚える必要があるので勉強量に関しては角交換四間飛車を主体に進めるのが一番少なくて済むと思います。

現在居飛車に手を出して成績がボロボロになってる私が言うのだから間違いありません。

 

 

   

 

②硬い片美濃囲いに組める。

角交換四間飛車では片美濃囲いに組むことが基本です。片美濃囲いは3手という超短手数で組むことができる上に、手数の割にはかなりの堅牢さを誇ります。

相手からの攻めを気にせずに攻めに専念できる環境を作れるのは初心者にとっても安心できるポイントです。

 

 

③相手に穴熊を組まれにくい。

こちらから角を交換する関係上、駒の偏りが発生しやすい穴熊を牽制することができます。相手が無理やり穴熊を組んできたら、相手陣の隙を見つけて角を打って馬を作り相手の攻め駒をいじめにいきましょう。

 

 

 

 

 

 

デメリット

①攻撃力が低い。

角交換四間飛車を使っていると戦場が7、8筋中心になることが多く、捌いた後も5、6筋の歩は定位置のままなんてことになりがちです。

これが終盤戦の寄せ合いにおける攻撃力の低さという部分で結構足を引っ張ります。

相手玉は2筋にいて囲いは3、4筋にいるにもかかわらず歩の応援が効かない。なんてことが頻発します。歩の手筋が使えないことがどれだけキツイことなのか、角交換四間飛車を使っていると嫌という程実感するかと思われます。

 

 

②駒組みに注意しないと馬作られてめんどくさいことに。

早いタイミングで角交換をする関係上、どうしても駒組が制限されます。

上記でも書かれていた攻撃力の低さを改善しようとして5筋を付いたら5三に角を打たれたり、守りを固めようと左金を動かしたら7一に角を打たれるのは角交換四間飛車あるあるです。

こちらが角をいつでも敵陣に打ち込める代わりに、相手も自陣に角をいつでも打ち込めることを考えて駒組みをしなければなりません。

 

 

③攻め駒を相手に渡すと片美濃も意外と脆い。

えっ、美濃囲い硬いって言ったじゃん。言いましたよ。相手の美濃崩しをきちんと察知して対応できればです。角交換四間飛車で気持ちよく飛車角銀桂を交換したはいいものの、自陣の下段に飛車を下ろされてから△4八銀、▲同金、△3九角と要の金を取られて美濃が崩壊したり、斜めラインに角を設置された挙句△3六桂と桂馬を打ち込まれたりなど無対策だと片美濃はあっさり壊されます。

覚えたての角交換四間飛車やって駒捌いた後に相手から美濃崩しを食らって泣いた私が言うのだから間違いありません。

 

もちろん、相手の攻め筋そのものを駒を埋めることで未然に防ぐことは可能です。ただ、自陣に銀や桂馬を打ち込むとただでさえ足りない攻撃力がますます足りなくなるなんて悪循環に陥りがちです。

 

 

 

 

 

とはいえ、万能な戦法というのは存在しない訳でありまして、その中で将棋の戦法におけるメリットデメリット、攻め方守り方のイロハといった要素がきちんと詰まってる角交換四間飛車は将棋におけるスタンダードデッキみたいに見ているので初心者にはおすすめしたい戦法です。

このブログを見ている方がどれだけいるのかは分かりませんが、将棋に興味を持った方は是非角交換四間飛車から初めてみてはいかかでしょうか。

 

 

矢倉ってどうやるの?

2023年3月31日の棋譜見返しです。

これやってて意味あるのかなぁと思いつつやってみます。

 

 

第1戦目

手番:先手

戦型:相掛かり

戦型:負け

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角交換拒否&相手から露骨なまでに四間飛車やりまーすって駒組だったので先に角交換をしつつカニ囲いからへこみ矢倉の形にして6五地点の焦点を無くす戦法に。ただ、相手からの△6五桂を嫌って玉を8八に入城させなかったのが後々になって響くことになりました。本譜は棒銀の要領で端を突破したはいいものの、46手目に△1五歩と打たれて手を作れなくなりました。この後は飛車を手順でいじめられて駒割りがこちらからみての桂香と飛車銀の交換になってどうしようもなくなりました。ただ、最後の▲5六角は一手バッタリのミスで負けてもこういう手は指しちゃいかんだろうと見返してみて虚無っていたのはここだけの話。

 

 

 

 

 

第2戦目

手番:後手

戦型:居飛車穴熊

結果:負け

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珍しくゴキゲン中飛車ではなく角道を止めたクラシックな中飛車でしたので、居飛車穴熊に組んで持久戦展開にしました。40手目に△6六角と打って馬を作りつつ香車を奪えたまではよかったのですが、そこから手を作れなくなりどう指してよいか分からなくなりました。明解にダメだと思ったのは73手目、相手の▲4四歩を手抜いたことですね。ここは香車を見捨ててでも取るべきで77手目に▲4三歩成とと金を作られて明解に負けにしました。攻めに関しては54手目に△7六飛と横歩を取ったのがまずかったです。あれで▲8五角と不利な飛車角交換を強要されて使い道のない角を押し付けられてしまいました。金が7筋にいる振り飛車って厄介なんだなと改めて思いました。

 

 

 

第3戦目

手番:先手

戦型:矢倉

結果:負け

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相手が相変わらず角交換をしたがらないので矢倉に組んで戦うことに。相手から棒銀が来ないことを見越して1戦目の反省を踏まえて早めに玉を入城させたのは成長できたと思います。しかし、ここからどう攻めていくのか分からずやはり手詰まりになってしまいました。が、相手は△6五歩、▲同歩、△7五歩、▲同歩、△同角という進行を見て「あーこういう風に攻めればいいのね」と感心しました。ただ、ここで粘るなら▲6六銀と銀で角をはじきにいくべきだったなぁと思います。当時は指していてそういう手がマジで思いつかなったです。そのまま△3九角と馬を作られて飛車をいじめられて戦線が崩壊し攻防の見込みがなくなって投了しました。

矢倉戦での勉強不足を露呈した高いになってしまいました。

ちなみに27手目はクリックミスです。

 

 

てなわけで本日の結果は3連敗。負けた棋譜を見ていると気分が滅入ってきますがこれが自分の実力なので苦虫を嚙みながらこれからも頑張ります。

浮き飛車使いづらかった・・・

2023年3月30日の棋譜見返しです。

いきなり酷い棋譜紹介ですが、上達には棋譜を見返すことが大事だよといろんな先駆者の方々がおっしゃっていたのでちょっとやってみました。

ちなみに上の太字はこの記事のタイトルみたいなもんだと思ってください。

 

 

 

 

第1戦目

手番:先手
戦型:居飛車穴熊
結果:負け

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よくある四間飛車からの出だし。
相手から藤井システムを仕掛けてくるという感じもなかったので穴熊に組んで攻め合いを目指すことに。

と金を作った所まではそれなり良かったと思ったのですが、65手目の▲5一とが悪手。
と金を1段目に潜りこませた結果、と金の扱い方に最後まで困ることになりました。
挙句飛車を成る際に桂馬を手順で捌かれた挙句桂損したのもマイナスです。
当時は飛車先が渋滞することを嫌っていましたが素直に▲2四馬と素直に桂交換を狙うべきでした。

その結果、相手からの玉頭攻めがうるさくて中々こちらにターンが回ってこず、いざ攻めようとしたら先ほどのと金が邪魔駒になっていて速度に困る有様
結果、相手に攻め潰されて負けという底力の差を感じる負けでした。

教訓としては美濃相手(特に下段に金がいる場合)にと金攻めをする際には1段目に使わない方が良いなということは学ぶことができたので次は同じ過ちは繰り返さないようにしたいですね。

それ以外にも深浦先生の本にならってでは3筋、2筋、6筋から角交換で開戦しましたが、相手から△7七角成▲同金左△65桂馬とふんどしかけられる筋もあって、こちらの飛車が成りこめるメリットを差し引いても怖いなーと思います。

 

 

 

 

第2戦目
手番:先手
戦型:横歩取り2三歩
結果:勝ち

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失礼な言い方かもしれませんが相手の見落としにより短手数で決着がついた対局。
飛車が3四飛と横歩を取ったタイミングでなんで△3三角、△3三桂と頭が丸い駒を上げる必要があるのか理解できる内容になっています。

ちなみに横歩取り2三歩は相手から△2五角と打たれた時に▲3二飛成と、相手の金と交換すれば基本先手有利です。
△同銀なら▲3八銀と一旦相手の角成りを受けてから▲1六歩と角を窮屈にして先手よし。
△同飛なら▲3八銀と受けて後手の攻めは息切れして先手よしです。

そこから勝ち切れるかどうかについては知りません。
ちょっと復習がてらに紹介。

 

 

 

 

 

第3戦目
手番:先手
戦型:相掛かり(後手UFO銀)
結果:負け

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相手から飛車先の歩交換を嫌って浮き飛車に構えたら前線の戦力不足に陥って相手陣を突破できないままUFO銀にいいようにやられた挙句丁寧に無理攻めをとがめられてしまいました。

飛車先交換してからの▲2六飛はある程度相手からの飛車先歩交換を牽制していますが、それ以上に駒を前線に送りにくい、飛車が流れ弾に被弾しやすいなど使いこなすのが難しいなと感じました。

47手目の▲3五歩も大悪手。歩交換をするはずが飛車が近くにいたこともあって角銀交換を余儀なくされる最悪の展開に。ここでも浮き飛車にしたことをとがめられてしまってます。

しばらく粘りましたがこちらの攻めがどうやっても無理攻めになってしまい攻防の見込み無しで投了致しました。

せっかく相手角は自陣でうろついていたので引き飛車にしてから棒銀で突破しにいくプランの方がよかったかなーと記事を書いているうちに思いました。

 

 

 

 

 

てなわけで本日の結果は1勝2敗。おまけに勝ち試合もちゃんとした試合じゃないという酷い有様でしたが、これが今の自分の実力なんだときちんと受け止めて上達目指していきます。

目指せ!人間組Aランク 11日目

はこちらのキャラ。は相手のキャラを示しています。ブログ投稿遅れて申し訳ありません。なお、今回はボリューム少な目です。

 

第1戦目

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準備

1戦目の相手は美鈴(正月ver)、(正月ver)、勇儀。花属性の主体としたバランスの取れたパーティである。美鈴には早苗が、勇儀には咲夜が優位を取ることができる。問題は風属性のであり、彼女にスペカを撃たれてしまうことがこちらの負け筋となる。そのため、最初のフェーズではHPが低めな、その後に、後半に美鈴勇儀と処理していくルートを取ることにした。配置は勇儀対策として早苗を後衛に下げつつ、の攻撃対策として咲夜にリジェネ&ドレイン写し絵を付けてHP管理を行うことにする。

 

www.youtube.com

 

結果

を倒し、更にスペカを発動される前にの処理にも成功。その後は勇儀を攻略する予定だったが、を処理した時点で咲夜のHPがほぼ満タン状態だったため、美鈴から先に攻略することにした。美鈴のスペカ撃たれると長期戦になるのが嫌だったのも理由。その後も順当に美鈴、勇儀と処理していきこちらの勝利を収めた。今回は美鈴から処理していきましたが、本来は勇儀から処理していくことが一番確実だと思います。

 

この試合を勝利で収めたことにより、間組オンリーパーティでAランクを達成することができました。

 

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Aランク達成しました!

 

まとめ

おかげで無事Aランクまで到達することができました。初めてこの縛りで闘技場を挑むって企画を立てた時は余裕だろうと書きつつも、「こいしとか永琳とか風属性統一とかで泣きをみるんじゃないかな~」とか予想していました。実際、何度か泣きを見たのは事実ですが、この限られた手札の中でどうやって攻略していくのかというのを考えるのが楽しく、実際に強いパーティと戦って勝てた時は興奮して嬉しい気持ちになりました。

また、私は早苗が推しキャラということもあって人気投票で常に早苗より上な霊夢魔理沙、咲夜の3人のことは良いキャラだと思いつつも、人気高くてパルパルしていたりもしていました。が、この闘技場で苦楽を共にしていくうちにこの3人への好感度も上がっていきました。使っていくにつれて知っているキャラの新しい魅力に気づくのもこのゲームの醍醐味なんだって思いました。

 

次回は最終回です。ただ、最近はちょっと忙しいので更新に関してはいつになるかは不明です。下手したら7月以降になっちゃうかもしれません。でも予告したからには頑張って記事書きたいと思うので読者の方はよろしくお願いします。