2023/04/04 将棋ウォーズ
2023年4月4日の棋譜見返しです。
まず最初にコメントありがとうございます!
棋力についてもブログ記事の内容についても腕を上げるように頑張ります。
第1戦
手番:後手
戦型:早石田
結果:負け
石田流は嫌だ石田流は嫌だ(定跡まだ勉強していないので)と内心祈るも相手の指し手は無慈悲な▲7五歩。仕方ないのでその場のアドリブで何とかする対石田流が始まりました(笑)。
角交換からの乱戦が嫌だったので角道は閉じたまま銀を角に繰り出すことで対応。相手は15手目に▲6四飛と飛車をぶった切って飛車銀交換へ。こちらは手順で竜も作れて飛車得しましたが相手の21手目▲6八金からの自陣歩がお見事でこちらの竜が追い出された上にこちらの飛車角の働きが鈍くなって攻め手に困りました。
後明解に失敗してしまったのは42手目の△7二歩。垂れ歩を牽制した手ですがその後▲7五銀と引かれてしまい歩の手筋が使えなくなって完全に膠着状態になってしまいました。
その後、竜馬交換から攻め合いに。しかし、序盤の長考が祟ってしまい時間切れ負けで終わりました。
終局時点では自玉に詰みは無さそうで、こちらが上手く捕まえられるかといった印象でしたが検討してみた結果どうやら+700点程有利だったようです。
今後石田流を相手にすることも多いので分からん殺しをされないように勉強しようとこころに誓うKytesなのでした。
第2戦
手番:後手
戦型:一手損角換わり
結果:勝ち
横歩取りの出だしだったので、2三飛戦法でもやってみようかなと思っていたら相手から▲3八銀と上がられて計画が破綻致しました。相手から棒銀を食らうとまずいと判断してこちらから角交換。一手損角換わりとなりました。(ここで△8六歩と横歩取りを仕掛けても面白い気はします)
相手が▲2七銀と棒銀を狙ってきてたのでこちらは△7二銀と早繰り銀の準備へ。一手損の棒銀で速攻を狙ってくると思ったら▲3六銀とまさかのUFO銀。相掛かりではたまに見る形ですが角換わりではどうなんだろうかと尻目に早繰り銀を敢行。銀が捌けてこちらの作戦が成功しました。ちなみに相手のUFO銀は、歩越し銀というのもあってこちらから見ると邪魔ではあるけれど相手からみても使いどころに困る、といった印象を受けました。
その後は角打ちを経由して陣形を整えつつ隙を作らないように待ち構え、52手目の△4四角で勝負ありといった感じになりました。
第3戦
手番:後手
戦型:向かい飛車
結果:勝ち
投了図だけ見ると圧勝に見えますが反省点だらけの対局です(^^;
初手から▲2六歩、△3四歩、▲2五歩といきなり角上がりを強要される出だしに。角上がりをした場合、こちらが取れる選択肢は振り飛車が雁木の2択となって、雁木だと▲2五歩を生かされそうだし、お相手対振り持久戦(つまり穴熊)が得意そうに見えたので、穴熊組まれずにかつ▲2五歩を咎められそうな向かい飛車ていっか!と安直な発想から向かい飛車にしました。
途中で相手は船囲いからミレニアムに組み替えてきたので4六地点の利きが無くなったタイミングで一気に飛車交換・・・とはいかず当然相手は▲2五歩と拒否られました。
このままだとミレニアムが完成してしまうので42手目の△1五歩から無理矢理端を攻めていきました。ちなみにこの攻めは正しく受けられると攻めが失敗しますが、何とか受け間違えますように!とお祈りしたら上手く攻めが繋がって桂を取りつつ馬を作ることに成功しました。
が、ここからがひどかった・・・
お祈り端攻めから酷いって?うん、そうですね(^^;
まず、55手目▲4六角に対して△8四桂が大問題。これ次に▲2六香と打たれると飛車が捕縛されてしまいます。これに気づいたのは△8四桂を打ってすぐのことでした。しかし、相手が▲7八金と私の大落手を見落としてくれたこともあり九死に一生を得ました。更に酷いのは65手目▲2一馬に△5七馬。その後を見ればわかりますが7六の桂馬に利いていることを完全に見落としてしまい▲7六馬と桂馬とただでプレゼントしてしまいました。
仕方がないので68手目からは△7五香とこの香車を軸に弱点の桂頭を狙っていく作戦に変更。△7六銀、△5六角と力を蓄えて△7八角成から一気にミレニアムの破壊に成功しました。
勝ちこそしたものの、美濃囲いの硬さに助けられた感があり反省点の多い一局になってしまいました。
今日の結果は2勝1敗。手拍子で指して悪くする癖が抜けてないのでもう少しきちんと考えて指せるようにしたいものですね。