2023/04/03 将棋ウォーズ
2023年4月3日の棋譜見返しです。
ちなみにKytesが視聴していて一番胸が熱くなった対局は2018年2月1日の第76期A級順位戦豊島将之八段vs三浦弘行九段戦です。
ニコニコにアーカイブが残っているので見ていない人は是非視聴してみてはいかがでしょうか。
第1戦
手番:先手
戦型:一手損角換わり
結果:負け
横歩取りを相手が嫌って一手損角換わりへ。
相手からの△6二銀を見てからきちんと腰掛銀に移行できたのは成長できたポイントだと思います。こちらから見て相手は早繰り銀か腰掛銀しかないので、(棒銀は飛車のコビンが開くので6二銀型で決行するのはリスキー)両方に互角以上に戦える腰掛銀に移行。
途中、某将棋動画で頻発する△7四歩には▲6八玉とセットで駒組して▲4五銀とぶつけて遂に開戦。相手が△同銀と取ってくれたので、▲同桂、△4二銀、▲2四歩と流れるように攻めが続きました。6二金8一飛型には▲6三銀と銀を放り込む攻めが上手く決まってかなり作戦勝ちしました。
しかし、ここから相手が△6七桂と桂馬をぶち込んで無理やりこじ開けてから歩の叩きで金を吊り上げられて△6七角と玉の目の前に角を放り込まれることに。
この時点では△4九角という筋しか見えてなくて慌てて▲2二歩と攻めましたがこれがファンタ。すかさず相手から△4九竜と切られて受け無しになりました。
解析してみたら4000点から急転直下の投了でした。ちなみに投了ボタン押した後マジで落ち込みました。
第2戦
手番:先手
戦型:矢倉
結果:勝ち
△8三銀と相手から棒銀を見せられたことで恐怖の右四間飛車が無くなったので矢倉に組んで戦うことに。ちょっと直すべき点なのは△8四銀と出たタイミングで▲5六歩と角道をきちんと開けるべきでした。この手は△7四歩と突く手を牽制しているので、相手から袖飛車に組まれると面倒になってました。本譜では相手が△7三桂と桂馬で取ってくれたことに加えて△4四歩の角いじめを上手く躱せたこともあって馬を作って敵陣を上手く食い荒らすことができました。もっとスマートな勝ち方はあったかもしれませんが、連敗街道まっしぐら状態だったので許してください。
第3戦
手番:後手
戦型:先手三間飛車
結果:負け
ふんどしの桂!きっとあっちではそんなこと言われているんだろうな~とか内心ボヤキつついろいろやっちまった棋譜紹介。
相手が▲6七銀と上がってこれ向かい飛車するのかなって△7四歩と突いたら▲7八飛と三間飛車宣言されて泣きたくなりました。そもそも対抗系の戦い方が
①ノーマル四間&三間は付け焼刃の穴熊に組んでなんとかする。
②ゴキゲン中飛車には付け焼刃の超急戦で何とかする。
③石田流には気合でなんとかする(定跡覚えきれてない)
④角交換振り飛車には気合で何とかする(定跡覚えきれてない)
⑤向かい飛車には気合で何とかする(定跡覚えきれてない)
という有様なので何とかしなきゃダメですね(笑)。
序盤は互角に進んだかなって思ったものの、42手目△6五歩▲同銀の部分では△7七角成ではなく、△同桂と桂馬を捌くのが正解でした。当時は▲5五角とワイドに角を使われることを懸念していたのですが、実際は歩が守りに利いていたので無駄になってしまいました。この後手順に銀を捌かれてしまい竜とと金が敵陣に侵入と攻撃スピードで明らかに劣勢に陥ってしまいました。
何とかあがこうと△3五桂から金をはがしにいきましたが、△5七金の際に桂馬の両取りを見落としてゲームセット。
今日の結果は1勝2敗。ブログ記事書く暇あったら定跡勉強するべきなんじゃないかと頭によぎったりもしますが今後も頑張ります。